P3.91 LEDパネルとは?ピクセルピッチの意味と最適な視聴距離を解説
ピクセルピッチとは
LEDビジョンの「ピクセルピッチ」とは、隣り合うLEDチップ(ピクセル)の中心から中心までの距離をミリメートルで表した値です。「P3.91」の「P」はPitch(ピッチ)の頭文字、「3.91」は3.91mmを意味します。
ピクセルピッチが小さいほど、単位面積あたりのLEDチップ数が多くなり、より高精細な映像を表示できます。ただし、製造コストが高くなるため、レンタル料金も高くなる傾向があります。
ピクセルピッチと解像度の関係
例えば、P3.91パネルで1㎡あたりのピクセル数は約65,536ピクセル(256×256)です。同じ面積でP2.5パネルを使用すると、約160,000ピクセル(400×400)になります。
P3.91の特徴
P3.91は、屋内外兼用のLEDビジョンとして最も普及しているスペックのひとつです。その理由は以下の通りです。
- コストパフォーマンスが高い:高精細でありながら、P2.5以下のパネルより低コスト
- 屋内外両対応:IP65防水規格により、屋内外どちらでも使用可能
- 軽量・薄型:1パネル(500mm×500mm)あたり約7kg。設営・撤去が容易
- 広い視野角:水平・垂直ともに140°以上の広い視野角
- 高輝度:最大5,000 nitで、日中の屋外でも鮮明な映像を表示
最適な視聴距離
P3.91パネルの最適な視聴距離は、最短4m〜最長15m程度です。この範囲内であれば、ピクセルが目立たず、自然な映像として見えます。
| 視聴距離 | 映像品質 | 推奨度 |
|---|---|---|
| 2m未満 | ピクセルが目立つ | △ |
| 2〜4m | やや粗く見える場合あり | ○ |
| 4〜15m | 最適・鮮明 | ◎ |
| 15〜30m | 問題なく視認可能 | ○ |
| 30m以上 | 大型サイズが必要 | △ |
他の規格との比較
| 規格 | ピクセルピッチ | 最適視聴距離 | 主な用途 | 相対コスト |
|---|---|---|---|---|
| P1.5 | 1.5mm | 1.5〜5m | 超高精細・屋内近距離 | 高い |
| P2.5 | 2.5mm | 2.5〜8m | 高精細・屋内 | やや高い |
| P3.91 | 3.91mm | 4〜15m | 屋内外兼用(当社採用) | 標準 |
| P5 | 5mm | 5〜20m | 屋外・中距離 | やや低い |
| P8 | 8mm | 8〜30m | 屋外・遠距離 | 低い |
P3.91パネルの主要スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| ピクセルピッチ | 3.91mm |
| パネルサイズ | 500mm × 500mm |
| 解像度(1パネル) | 128 × 128 ピクセル |
| 輝度 | 最大5,000 nit |
| 視野角 | 水平140° / 垂直140° |
| 防水規格 | IP65 |
| 重量(1パネル) | 約7kg |
| 消費電力(最大) | 約300W/㎡ |
| リフレッシュレート | 3,840Hz以上 |
| 色深度 | 16bit |
P3.91が最適なシーン
P3.91パネルは以下のシーンで特に優れたパフォーマンスを発揮します。
- ウェディング披露宴(会場の広さ:100〜300名規模)
- 企業展示会・見本市(ブースサイズ:3m×3m〜6m×9m)
- コンサート・ライブイベント(会場規模:500名〜3,000名)
- スポーツイベント(アリーナ・体育館)
- 野外音楽フェスティバル(IP65防水で雨天対応)
- 企業周年記念パーティー・懇親会